G20、世界GDP85%・交易量80%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.26 11:40
主要20カ国(G20)には米国・日本・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・カナダなどG7国家を含め、1990年代以後、経済強国に浮上したブリックス(BRICs、ブラジル・ロシア・インド・中国)国家が出席する。ここにアジア新興国である韓国・インドネシアと北中米のメキシコ、南米のアルゼンチン、アフリカの南ア共和国などを含んで大陸別に決めた。また中東の石油強国サウジアラビアを含めてオーストラリア・トルコも出席を決め、ヨーロッパ連合(EU)議長国もEU代表資格でG20に出席する。G20国家の人口を合わせれば全世界人口の3分の2に達する。G20国家国内総生産(GDP)を合わせたものは全世界GDPの85%に達し、グローバル交易量の80%がG20国家から出ている。
G20初会議は99年12月、ドイツのベルリンで行われた。それ以前まで世界経済の主要問題はG7を通じて論議された。しかし97年、アジア通貨危機に見舞われ、限界が現れた。G7だけの力で通貨危機を解くには中国・インドなど新興国が政治・経済的に大きくなったのだ。結局、G7は代案として国際通貨基金(IMF)会員国185カ国のうち影響力がある20カ国を決めた。