<平和オデッセイ2016>沿海州を韓国内需市場に…来月、朴大統領・プーチン会談を機に?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.26 16:25
甲論乙駁が続くとキム・ヨンヒ中央日報論説委員が崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長に「政府が要請すれば収益が出なくてもロシアに投資できるのか」と尋ねた。国内企業の投資領土を拡大して北朝鮮に近付く一石二鳥の機会に企業の反応が気になったのだ。これに対して崔会長は「この頃政府が要請するからといって(収益が出ないのに)投資する企業はない」と明らかにした。海外情報と資金力が不足した中小・中堅企業は条件がさらに悪い。沿海州にチャンスがあっても専用工業団地の建設をはじめとする政府支援なしには不可能だという話だ。
来月2~3日にウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムはこれまで行き詰まっていた両国経済協力のあい路を突破できる機会だ。プーチン大統領は朴槿恵(パク・クネ)大統領を主賓として招いて首脳会談を行うことにした。韓露両国はこれに対し必要な事前調整のために25日ソウルで韓露経済科学技術共同委員会(経済共同委)を開いた。