◆線から自由に…近距離無線充電

無線充電技術も来年を基点にさらに発展するとみられる。現在までは無線充電器にスマートフォンを正確に置いてこそ充電される磁気誘導方式がほとんどだった。しかし業界では充電器とスマートフォンが少し離れていても電磁波を利用して充電できる磁気共鳴式の無線充電が近く商用化される可能性が高いという見方が出ている。

特に２４日、未来創造科学部国立電波院が関連技術基準を改正し、磁気共鳴式無線充電技術が商用化される土台ができた。サムスンはギャラクシーＳ５から、アップルも来年発売するスマートウォッチ「ｉＷａｔｃｈ」に１メートル近距離内無線充電技術を適用するという。

しかし磁気共鳴式無線充電は業界標準がまだない。現在、サムスン電子・クアルコム・インテルなどがＡ４ＷＰという機構を結成し、技術標準化を推進している。Ａ４ＷＰは来年２月にスペインで開催されるモバイルワールドコングレス（ＭＷＣ）で、この技術の標準に「レゼンス（Ｒｅｚｅｎｃｅ）」を紹介すると伝えられた。また、充電時に発生する電磁波が人体に有害という憂慮を払拭しなければならない課題もある。

一方、ＬＧ電子は磁気誘導方式の無線充電を推進している。この方式の充電はすでにＱｉという国際標準が用意されている。


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