【時論】「キム・ヨナ式感動」外交でも可能=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.29 10:41
「トリプル・ルッツ、トリプル・トゥループのコンビネーション」。3月カナダで開かれた世界フィギュア選手権大会決勝でキム・ヨナ選手が披露した幻想的なジャンプ技術だ。審判はキム選手の動作一つ一つするを観察・評価した。 だが、私を含めた韓国国民は技術的評価を越えて「人間がリンク上で表現できる最も美しい動作」という胸が熱くなる感動に拍手を送った。 外交もやはり国民の安全を保障して幸福を最大化するための政府サービスの一環だ。良い外交政策はこのような目標を追求する政府の努力を国民が肌で感じられるようにして感動を与えるべきだ。外交部は国民とともに信頼外交で国民の幸福、韓半島の幸福、地球村の幸福実現に先に立っていくだろう。
現在、韓国外交は韓半島と世界随所で同時多発的挑戦に直面している。韓半島では北朝鮮が長距離ミサイル発射と3回目の核実験を押し切りながら緊張を高めさせている。アジアでは経済的相互依存が日増しに強化されていることにも政治安保的葛藤が高まる「アジア・パラドックス」現象が発生している。世界的次元では大量殺傷武器拡散、気候変化、エネルギーと食糧問題、世界金融危機など威嚇要因が私たちを不安させ続けている。