スマート機器分野ではバーチャルリアリティ・ヘッドセットである「ギアＶＲ」ユーザー向けのコンテンツサービス「ミルクＶＲ」が初めて紹介される。

ウェアラブル機器「ギアＳ」で音声命令を出して、ＢＭＷ社の電気自動車「ｉ３」を遠隔制御したりフォルクスワーゲンの電気自動車「ｅ－ＵＰ」のドアやトランクを開閉したりする試演も行う。

モノインターネット（ＩｏＴ）ブースではリビング・台所・寝室で構成されたスマートホーム、スマートカーがあるガレージなど未来のＩｏＴ時代のひとコマを垣間見ることができる。

ＬＧ電子は、次世代ディスプレイや新概念の生活家電、モバイルなど計５００余りの新製品を発表する。

昨年からオールレッドテレビを押しているＬＧ電子は、今年をオールレッドテレビの大衆化元年と定めて５シリーズ７種のオールレッドテレビ製品を展示する。多様なサイズ（７７・６５・５５インチ型）とデザイン（可変型・曲面・平面）のオールレッドテレビ製品群がすべてそろった。

部品と回路の体積を最小化した「アートスリム・デザイン」の「曲面オールレッドテレビ（６５ＥＧ９６００）」を中心に４０～１０５インチ、平面・曲面などウルトラＨＤテレビフルラインアップも出した。クァンタムドットフィルムを適用してカラー再現率を高めたウルトラＨＤテレビも披露する。

ＬＧ電子はスマートオーディオおよびプレミアム生活家電、モバイル・ウェァラブル製品にも気を遣った。スマートフォン、タブレットなどとつなげて使うインターネット・サウンドバー（ＬＡＳ９５０Ｍ　／ＬＡＳ７５０Ｍ）、バッテリー内蔵型「ポータブル・オーディオ（ＮＰ８３５０）」などを公開する。

大容量洗濯機やミニ洗濯機を１台にした「ツイン洗濯システム」を適用した洗濯機、「エコハイブリッド」乾燥機、「ダブルマジックスペース」を適用したプレミアム冷蔵庫、上冷蔵・下冷凍タイプの氷浄水器冷蔵庫なども準備した。


サムスン・ＬＧ、ＣＥＳ２０１５で“革新”競争（１）