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<CES>想像が現実に…圧倒的な韓国技術に世界が驚く(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.11 09:40
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使用者の命令を忠実に行う水準を越えて、使用者の気持ちをわかるようになる技術に進化する。 11日(現地時間)米国、ラスベガスのコンベンションセンターで幕を下ろした「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2013」は真の「スマート技術」の可能性を見せた。今までみてきたスマート家電は「見かけだけスマート」だったとしても過言ではないほどだ。クアルコムのポール・ジェイコブズ最高経営者(CEO)は基調演説で「これからはスマート機器が『デジタル直感(sixthth sense)』を提供するだろう」と述べた。スマート機器が感受性を持って消費者の意中を把握するという意味だ。

実際、サムスン電子のスマートテレビF8000シリーズは使用者がどんな番組を好んで見るのか把握してリアルタイムでこれに合う番組を検索して推薦する機能を提供する。使用者がリモコンに対し、「何かおもしろいものない?」と何気なく聞いても普段の好みを勘案して好みそうな番組を選ぶということだ。LG電子の「スマートホームサービス」からまた一歩進んだ形態だ。リビングでソファに座ってテレビで料理が完成するにはどれくらいかかるか、洗濯機で洗濯が終わったかどうかなどを確認することができる。LG電子最高技術責任者(CTO)のアン・スングォン社長は「今まで家電業界が技術と性能競争に重点を置いてきたとすれば、これからは顧客がスマートな生活を実際に享受できるようにすることに焦点を合わせている」と説明した。

 
◆ディスプレイの限りない進化=9日、サムスン電子システムLSI事業部ウ・ナムソン社長の基調演説はディスプレイ進化の最先端を見せた。彼は「部品とソリューションが人類の人生を変えるだろう」と力説した。彼の紹介で舞台に出てきたブライアン・バークレーサムスンディスプレイ研究担当役員はスマートフォン新製品をみせ、ディスプレイを簡単に曲げられるのをみせた。有機発光ダイオード(OLED)パネルの表面を既存のガラスの代わりに非常に薄いプラスチックで作り、こわれず紙のように曲げることが可能になった。続いてバークレー氏が財布からスマートフォンを取り出して折りたたまれていたディスプレイを広げるとすぐに一つのタブレットPCに変身した。彼は画面一方が丸みを帯びたスマートフォンも公開した。ケースでスマートフォンを覆っても出ている丸い側面にはたった今入ってきたメッセージが字幕のように流れた。このような技術を紹介する度に観覧席からは何回も拍手が沸き起こった。会場周辺では「曲がるスマートフォンディスプレイは韓国企業だけの圧倒的な技術」という評価がされた。

雰囲気はビル・クリントン元米国大統領が登場して絶頂に達した。演壇に立ったクリントン元大統領は技術が社会的問題を解決するためにどのように役に立つのかなどについて30分ほど説明した。スリランカで漁業に従事する人々に携帯電話を支給することだけでも鮮魚価格についての正確な情報を把握でき、彼らの収入が30%ほど増えたという。彼は「慈善団体が貧しい人々にスマートフォンを支給する案を優先的に検討しなければならない」と強調した。


<CES>想像が現実に…圧倒的な韓国技術に世界が驚く(2)

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