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【時視各角】アン・ヒョンスの金メダル、クールに祝う(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.17 15:35
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もう怒りをしずめて周囲に目を向けよう。国民体育振興公団のブログには英国のウェリントン将軍の話が出てくる。「ナポレオンを破ったワーテルローの勝利はイートン学校の運動場から始まった」。団体スポーツを通じて学んだリーダーシップが勝利の基礎になったということだ。

その英国も長いオリンピック暗黒期を迎えた。世界第1次世界大戦ごろまで1-5位のスポーツ強国だったが、その後80年間は一度も世界5位に入っていない。北京・ロンドンオリンピックで少し輝いただけだ。

 
米国も参考にする必要がある。米国は金メダルでなく全体メダル数で順位を集計する。アン・ヒョンスがロシアに先立ち米国への帰化を打診したのはよく知られていることだ。米国は国籍獲得が難しいうえ、アン選手が要請した財政支援を拒否し、実現しなかった。無理をしてまで世界1位やメダルの色にこだわらないのが米国だ。

金メダルとは距離が遠い『私たちの生涯最高の瞬間』(ハンドボール)や『国家代表』(スキージャンプ)のような映画が韓国社会に出てきたのは良い兆しだ。文化体育観光部によると、国民の35.9%が規則的に運動をし、半分以上が1週間に一度も運動をしない国が韓国だ。それでも私たちは1988以降、夏・冬季オリンピックで4-14位と、ほとんど日本を圧倒した。これほどなら十分ではないのか。

次は村上春樹がシドニーオリンピックの現場を描写した『勝利より大切なこと(シドニー!)』の一部だ。

「もちろん僕は勝利を愛する。勝利を評価する。それは文句なく心地よいものだ。でもそれ以上に、深みというものを愛し、評価する。あるときには人は勝つ。あるときには人は負ける。でもそのあとにも、人は延々と生き続けていかなくてはならないのだ」。ビクトール・アンを「売国奴」だと指を差したり、私たちの社会の「修正」が無差別的な魔女狩りに変質しないか心配だ。私たちもアン・ヒョンスの成功ストーリーをクールに祝う線で終わればいい。

イ・チョルホ首席論説委員


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