<インタビュー>ハガードUCSD教授「次期米政府は韓国の対北軍事行動まで検討することになる」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.26 11:30
--金大中政府が資金援助をしたため北朝鮮は核兵器への道を突き進むようになったという話は聞いたことはあるか。
「核開発せよと言って援助したわけではないが、北朝鮮は高度に中央集権的な体制なので資金を流用する可能性がある。そのため、そのような金大中批判はある次元では正しい。だが、米国もイランに資金援助を行った。問題は緊張を緩和させるのに効果があるかだ。私は果敢な金大中アプローチ法を支持した。不幸にも特別な結果がなかった。李明博(イ・ミョンバク)政府の政策もこれといった効果がなかった。金大中を批判する時には、それなら別の政策のほうが良かったのかという点を見なければならない。李明博・朴槿恵(パク・クネ)時代にも北朝鮮の核開発は続いた。問題は北朝鮮であって韓国の戦略ではない。私たちは、自分たちが何をするのかを強調しすぎている。だが、北朝鮮に影響を及ぼす手段は事実、制限的だ。結局、北朝鮮自らがその戦略を全面検討しなければならない」