【コラム】韓国与党セヌリ党に本当の危機が訪れる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.02 16:51
先進化法は進化する。内部の慣性ができた。与党にとっては怪物として登場した。怪物の破壊力は大きくなった。植物与党、半身不随国会をこえて植物政権を作ろうとしている。朴槿恵(パク・クネ)大統領は、国会に催促している。民生法案の通過を繰り返し要求している。だが、その法案の将来は約束されたものではない。
国会では体の小競合いの場面がなくなった。それは奇妙な錯覚現象だ。先進化法のおかげで、体の小競合いをする理由がない。60%条項は主な法案を統制する。物理力よりも力強い武器だ。セヌリ党の議席は158議席(52.7%)。新政治民主連合の承認なしに意欲を発揮できない。先進化法は城壁をつくる。その壁の向こう側に本会議の舞台がある。争点法案は壁を越えることができない。核心の民生法案は常任委で縛られる。