【社説】野党のセウォル号法優先で宙に浮く民生法案=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.07.27 13:18
セウォル号沈没事故から100日目となる24日夜。新政治民主連合の朴映宣(パク・ヨンソン)院内代表は議員総会で、「セウォル号特別法の通過なくして国会でいかなる法も優先できないという点を明らかにする」とした。特別法が先に通過しない限りセウォル号事故の後続対策として出された政府組織法改編案(海洋警察解体、安全処新設など)と不正請託禁止をうたった“金英蘭(キム・ヨンラン)法”、犯罪収益隠匿処罰を定めた“兪炳彦(ユ・ビョンオン)防止法”だけでなく、国会に係留中の民生法案処理をすべて防ぐということだ。
野党側は「特別法の通過が最優先であり、その他のものはならないという党の強い意志と見れば良い」と説明した。「新しい政治」を掲げた安哲秀(アン・チョルス)共同代表と統合してからしばらく静かだった以前の民主党式の闘争が半年もたたずに復活したわけだ。