【コラム】韓国与党セヌリ党に本当の危機が訪れる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.02 16:49
感動は広がらない。李完九(イ・ワング)・朴映宣(ク・ヨンソン)与野党院内代表は自ら誇らしげだった。崖っぷちの合意は劇的効果を出す。だが多数の世論は冷静だ。国会に向けた冷たい視線は変わらない。セウォル号論争の疲労感もぬぐえなかった。
先月30日の国会本会議の場面は陳腐なものだった。90の法案通過に政治的意味はない。与野党間の議論のない法案だ。野党は国会に復帰した。定期国会が正常化した。だが政治不安は慢性的だ。セヌリ党は働く国会を叫ぶ。その確約は信じられるものではない。