暴行容疑のセウォル号遺族「代行ドライバーに陳謝」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.26 16:58
代行ドライバーや通行人らに暴行を加えた容疑を受けているセウォル号遺族4人を警察が再召還調査した。一部の遺族らと被害者間の対面尋問も行われた。ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)警察署は25日、「セウォル号惨事家族対策委員会のキム・ヒョンギ前首席副委員長、キム・ビョングォン前委員長ら暴行に加担したセウォル号遺族4人と被害者の代行ドライバー、イさん(53)と申告者兼目撃者のノさん(36)をはじめ通行人3人ら計8人を再召還して調べた」と明らかにした。対面尋問でも双方は従来の主張を繰り返して相反する立場を貫いたという。
午後1時ごろに警察に出てきたキム前首席副委員長は「代行ドライバーの方に心労をかけて心より申し訳ない」と話した。彼は代行ドライバーを2回殴った事実は認めながらも「私も通行人の1人から暴行を受けた」と主張したという。一方、キム前委員長は暴行容疑を認めて「私が暴行された事実はない」と述べた。彼らのほかに遺族2人も暴行容疑を一部または全面否認している。