「統一韓国を支持、しかし中国に友好政策が展開されるべき」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.27 09:45
中国の台頭と米国のアジア中心戦略が絡み合って韓日・日中対立まで重なり、北東アジアの外交地形が揺れ動いている。冷徹な現実の診断と賢明な未来摸索のために中央日報は8月19~22日ウッドロー・ウィルソンセンター、ヘリテージ財団、戦略国際問題研究所、ブルッキングス研究所など米国ワシントンの4大シンクタンクのトップを順にインタビューした。その後続として中国の核心シンクタンクのトップに会って中国の立場を聞いた。今回も朴振(パク・ジン)元国会外交通商統一委員長が客員インタビュアーとして参加して対談を行った。最初は、中国の民間外交の総指令塔である公共外交協会の李肇星会長(74)に会った。李会長は外交部長の職から退いた後も中国の外交実力者として活躍している。彼は韓国・北朝鮮の平和統一を支持すると明らかにした。ただし、中国の利益に反しない条件のもとでであった。
「南北平和統一を支持する。しかし統一後の韓国が中国に友好的な政策を行うように願う」。当代中国の最高外交官という評価を受けた李肇星・元中国外相(74)の韓半島(朝鮮半島)統一観だ。中国は統一韓国が自国の利益になると思った時に支持するという逆説的意味も含んでいる。中国の公共外交を指揮している公共外交協会長である彼が、先月23日に朴振・元国会外交通商統一委員長と中国の国賓館である釣魚台で会った。彼が2007年に外相から退いた後、海外の報道機関とのインタビュー形式で中国外交についての立場を明らかにしたのは初めてだ。