【中央時評】日本問題克服の出発点は韓国内部にこそある(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.28 10:14
以前、中央日報紙に掲載された「中央時評」に対して多くの読者から質問をいただいた(2014年2月7日付の「【コラム】非難・批判だけでは日本変えられず…平和な日本になるよう救いの手を」参照)。5年も前倒しして3・1独立運動100周年に言及した理由、100周年にワシントンに「残忍博物館」を建設するための市民参加の方法、日本問題克服のための韓国内での解決法や措置など。
まず5年も前にした言及は、100周年に向けた韓国社会の精神的覚醒の必要性、すなわち今日の内外の現実と3・1精神の整合性のためだった。3・1精神は今日の韓国と韓半島(朝鮮半島)と東アジア問題の解決の1つの決定的な突破口になりうる。近代国家の樹立に向けた共和革命の試みとして、3・1運動の骨格精神は民族主義ではなく普遍主義であった。そして民族主義ではない普遍主義こそ、今日の韓国と韓半島と東アジアに必須の価値だ。3・1独立運動は自由・人間尊厳・連帯・民主共和国・主権と平等・世界主義を1つのふところに抱いた東アジアの歴史の分岐点だった。