【特別寄稿】韓国外交の新たな地平、MIKTA(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.26 13:08
いまでは発足から1年を過ぎたMIKTAを見つめる国際社会の見方は初期の疑問と好奇心を超え期待感へと急速に変わっている。MIKTAは会員国がそれぞれ積み重ねたネットワークと経験を連係して国際社会で相当の声を出すことができる。共通点と多様性が組み合わされた5カ国のひとつになった声は強力な説得力を発揮でき、新しいアジェンダを設定することもできる。
9月の国連総会を契機にニューヨークで開かれた第3回MIKTA外相会議は韓国が今年に入り議長国を務めてから初めて開催された会議で、MIKTAの発展方向に対する意味ある進展があった。まず協議体制と運営方式を体系化することで合意した。5カ国外相は国連総会、G20など主要国際会議を契機に毎年少なくとも3回集まることにした。互いに対する信頼と期待をよく見せるものだ。ちょうど来月にオーストラリアのブリスベンで開かれるG20首脳会議を前後してMIKTA外相が会い国際経済と貿易分野でMIKTAの寄与策を協議する予定だ。また、来年には韓国でMIKTA外相会議を開催することにした。