【時視各角】青瓦台情報歪曲事件(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.31 13:08
青瓦台(チョンワデ、大統領府)は7月27日付で「エネルギー世代交代」という8ページの政策広報パンフレットを出した。韓国政府の政策ポータル「政策ブリーフィング」というサイトのホームページに入り、「遠いが行かなければならない道、脱原発」というバナーをクリックすればすぐに見ることができる。このパンフレットの3ページには「均等化発電単価比較」という表がある。2022年に米国で1000キロワットの電力を1時間生産するのに必要な原子力費用は99ドルになるだろうという予想値が記されている。同じ電力を太陽光で作るには67ドルが必要という数値もある。5年後の米国の原子力対太陽光発電費用が99対67であるだけに韓国も脱原発で太陽光政策にエネルギー世代交代を進めなければならないという主張を盛り込んだ。
意図なのかミスなのかわからないが、青瓦台は米国の均等化発電単価に2種類あるという事実を語らなかった。太陽光発電には免税恩恵を与えたものと与えないものがある。免税にならない太陽光の均等化発電単価は85ドルだ。青瓦台は免税された太陽光単価だけ提示した。正直ではなかった。