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【現場から】ダービン議員の核心発言を抜いた青瓦台、国民への「未報告」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.03 12:53
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1日午後、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の記者室(春秋館)は騒々しかった。前日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談したディック・ダービン米上院議員(民主党)があるメディアのインタビューで「韓国がTHAAD(高高度防衛ミサイル)配備を望まなければ9億2300万ドル(約1012億円)の関連予算を別のところに使うこともできると文大統領に伝えた」と述べたからだ。当初の青瓦台の記者会見ではそのような内容が全くなかったため、驚いた記者らが青瓦台の関係者に集まった。

記者=ダービン議員がそのように述べたのは事実か。

 
青瓦台関係者=似た趣旨の発言があった。「米国納税者の税金で米国は韓国にTHAAD配備のため9億2300万ドルを支払う予定だが、韓国国内でTHAAD配備が大きな論議を呼んでいるのに驚いた」と話した。

記者=敏感な発言だが、昨日(5月31日)はなぜ公開しなかったのか。

青瓦台関係者=(ダービン議員の発言が)それほど重要なのか…ただ米国市民として国益レベルで平凡な質問をしていると受け止めた。

青瓦台は先月31日の記者会見で、ダービン議員は「韓国到着直後から多くのTHAADニュースに接した」と述べ、文大統領にTHAAD関連の質問を始めた、とのみ伝えた。青瓦台が後に公開した「米国納税者」や「大きな論議を呼んでいるのに驚いた」などの言葉はなかった。青瓦台はダービン議員が「THAAD予算を別のところに使うこともできる」と述べた点については「そのような言葉はなかった」と釈明した。しかしそうだとしても大統領とダービン議員の会談のうち核心的な内容が記者会見で抜けたという点は否認しがたい。韓国内のTHAAD問題を眺める米議会の雰囲気を感知できる表現だ。

釈明も理解しがたい。青瓦台の関係者は「ダービン議員の質問は米国の政治家として(THAADに関する)状況認識を十分に持っていなかった」「米国市民として国益レベルで平凡な質問をしていると受け止めた」と敢えて発言の意味を低めた。

しかしダービン議員が「米国市民レベルで平凡な質問をする人物」であれば、就任初期の時間に追われる大韓民国の大統領が何のために会ったのか。記者会見をする必要もなかったはずだ。4回当選し、米議会歳出委員会国防小委に所属するダービン議員の地位を考えると納得しがたい説明だ。元外交官は「ダービン議員は米国防予算の3分の1を動かす」とし「残りの予算3分の2を動かす共和党院内総務の考えはもっと深刻だろう」と述べた。

ダービン議員の発言の波紋が広がったのは、青瓦台が先月30日にTHAAD発射台4基に関する国防部の「未報告」に対して「非常に衝撃的」と述べた文大統領の発言を公開的に発表したためだ。青瓦台は文大統領の発言を「全面的に国内的な措置」と強調した。しかしTHAAD自体が韓半島(朝鮮半島)周辺強国と関係がある国際的イシューであり、大統領の関連発言が国内的イシューにとどまる可能性は低い。さらに、多くのメディアが大きく扱ったダービン議員総務の発言を青瓦台が最初の記者会見で抜いたのは、国民に対するもう一つの「未報告」だという印象を拭えない。

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