【コラム】レギンスに似せようとするアップルウォッチ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.02 10:33
先月9日に公開されたアップルウォッチをめぐり評価と予測があふれている。スマートウォッチが登場したのは初めてではないが、アップルだからだ。ファッション系の人たちの評価を聞いてみたら反応が興味深い。従来のスマートウォッチよりは洗練されているが、一般の時計より物足りない部分が多いということだ。果たしてファッションアイテムになることができるのかという疑問を感じた瞬間、反転が聞こえた。「それでも人気が出るには出そうです」。
こうした予測はファッションで「トレンドの力」を念頭に置くためだ。最も美しいものだけが勝者ではないということを、集団的欲望は非理性的に近づくということをすでに何度も経験したところだ。レギンスもそのひとつだ。2000年代半ばに「1980年代レトロ風の復活」を予測して登場したレギンスは、2006年春まで市場で無視された。下着のようだとか、誠意がないように見えるとかの非好感発言が出てきたし、それよりさらに強いものは「普通の女性が着るときれいに見えない」だった。