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日本の90年代に似ている今のユーロゾーンのデフレ(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.09.09 13:32
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--再び最初の質問に戻って、なぜドラギ総裁がQEを実施するのに消極的だろうと見るのか。

「若干、陰謀説のように聞こえるだろうが、ドラギ総裁は米投資銀行ゴールドマンサックスの出身だ。彼は2000年代初めにゴールドマンサックス副会長だった。彼はFRB理事よりもはるかにウォール街に近い人物だ。インフレーションの抑制にさらになじんだ人物だということだ」。

 
--それでも彼がデフレの兆しを落ち着かせることはできないだろうか。

「私は1990年代に日本銀行(BOJ)総裁らがインフレ危機だけに慣れていてデフレに素早く対応できないのを現場で見ていた」

ヴェルナー教授は、日本でバブルが崩壊した90年代初めに日本開発銀行や日本銀行、財務省(当時の大蔵省)研究員として仕事をしていた。彼は94年、下落する日本の物価を見て日本銀行に「量的金融緩和」という政策を提示した。この政策を英語で翻訳したものがまさにQuantitative Easing(QE)だ。

--フランスのオランド大統領がユーロ安を要請した。

政界の圧力が大きくなればECBがQEを実施するのではないか。「ECBがQEを実施する可能性もある。問題は、ドラギバージョンのQEが2兆~3兆ユーロ程度と推定される銀行圏の不良資産の除去につなげられるかが疑問だ」

--ドラギ総裁が多様なABSを買い入れると明らかにした。

「ユーロゾーン銀行圏の不良資産はあまりにも多様だ。ABSは一部に過ぎない。南欧では企業融資がほとんど不健全化した。ECBが会社債と企業融資を土台にしたABSを買い入れるほど破格的かは疑問だ」

ドラギ総裁は「単純ながらも透明なユーロ貨幣表示資産を買い入れる」と発表した。ロイター通信は、専門家たちの言葉を引用して「ECBがいくつかの投資銀行に依頼して買い入れ対象資産のポートフォリオを研究するようにした」として「研究結果が出て分かるが、銀行が処分したい不良または不健全化の兆しを見せる資産をECBがどれほど買い入れるかは疑問」といった。

--QEは必ず銀行圏の不良資産を除去する側にいるべきなのか。

「国債などを主に買い入れれば銀行圏の余裕資金が増えて金利が低くなる効果はある。だが、こうしたQEは日本が2001年から行ったが失敗した」

--なぜそうだったのだろうか。

「この頃のユーロゾーン銀行は資金がなくて貸し渋りをしているのではない。余裕資金があふれている。なぜ銀行がECBから借りてきた長期資金を再びECBに預金しているのだろうか。そしてこのような預金についてECBがマイナス金利を課さないのか。資金が銀行の窓口から一般企業や家計に流れていかないということだ」

--都市銀行が融資本能を失った理由が何か。

「まず彼らは資金を踏み倒されないかと心配する。景気低迷なので企業実績が減って労働者が雇用を失ったケースが多い。また不良資産が多くて銀行経営者が資金を一銭でも備蓄しておこうとする」

--資金需要自体も減った。

「私は資金の流通速度があまりにも落ちていることが、さらに大きな問題だと考える。昨年末基準として1にもならない」

貨幣流通速度(V)は、1ユーロが一定期間商品を売り買いするのに何回使われたかを見せる指標だ。これを見れば実物領域でお金がどれくらい活発に回っているのかが分かる。ユーロ貨幣導入初期である2000年には2を超えた。金融危機直前には1・5水準だった。このような速度が今は1にもならない。米国は今年6月末現在で1.47程度だ。

--流通速度が落ちると、どんなことが展開するのか。

「速度が落ちる理由は、色々なものだ。ユーロゾーンの場合は、バブルと金融危機が生んだ景気低迷が最も大きな要因だ。90年代初めに日本でも起きたことだ」(中央SUNDAY第391号)


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