ノーベル賞経済学者の不況解決法は「果敢な金融緩和でデフレ阻止」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.08.25 13:36
23日(現地時間)、スイスと国境を挟むドイツ南部の小さな村リンダウ。村会館「インゼルハレ(Insel Halle)」の建物の前で、新自由主義経済学を非難する数十人のデモ隊がプラカードを掲げた。「我々は魂がある経済学者を待つ」。歴代ノーベル経済学賞受賞者からなる「2014リンダウ経済学会議」に出席した経済学者に対し、不況・失業・不平等などの問題に新しい解決策を出せという圧力と抗議だった。
20日から始まり、この日閉幕したこの会議で、出席者は「ユーロゾーン(ユーロ貨幣使用18カ国)危機克服のためにさらに量的緩和をするべきだ」と強く主張した。ユーロゾーンの景気低迷とデフレ危険が尋常でなく、米国のように量的緩和政策を取るべきだということだ。