【中央時評】米利上げに備えよう=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.20 09:38
米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利引き上げをめぐるニュースで過去数週間、世界金融市場が激しく動揺した。韓国も株価と為替レートの変動が激しかった。米国通貨政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の委員のうち利上げに賛成する強硬「タカ派」とこれに反対する穏健「ハト派」の公開発言が順に登場しながら市場は波打った。
タカ派は米国経済の成長の勢いを考慮すればいま利率を引き上げるべきだと主張する。利率の引き上げが遅れれば資産価格にバブルが発生して再び危機が訪れるかもしれないという。利率を少しずつ予測可能な範囲で引き上げれば世界経済に及ぼす影響はそれほど大きくないと見る。