<南北高官接触>ソウル・平壌に映像を生中継…劣勢になれば「しっかりしろ」メッセージ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.25 11:43
会談の運営過程で南北が最も神経を尖らせるのは通信網の構築だ。ソウルや平壌との通話の過程で会談の戦略やカードが露出してはいけないからだ。
このため一般電話ではなく専用の直通回線を使う。電話とファックスはすべて「秘話装置」というセキュリティー機器が装着されている。音声信号を暗号化して伝達した後、これを解除する方式で盗聴や傍受を防ぐ。いくら代表団が身軽な姿であっても南北の接触・会談には国家情報院や北側国家安全保衛部の通信セキュリティー専門要員が必ず含まれるのもこうした事情のためだ。