一言で有権者を引きつける小池氏…メンター小泉氏の「劇場型政治」までそっくり(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.04 08:38
小池氏は都知事当選直後に作った「希望の塾」を通じて今回の選挙に多数の候補を送り込んだ。歌手、運動選手、医師、弁護士出身の政治経歴がない全くの初心者が集まった。立候補者のうち34%を女性で構成するなど「小池チルドレン」づくりに必死だった痕跡も見て取れる。
足立区で当選した会社員出身の後藤奈美氏が代表的だ。小池氏の演説に感銘を受けて妊娠6カ月の身重で選挙戦に飛び込んだ後藤氏は「動かないと何も始まらないと感じた」と抱負を明らかにした。昨年の都知事選で小池氏を支援して自民党から除名された「7人の侍」のうち3人も今回「都民ファーストの会」から出馬して議員バッチを付けることになった。