東京で旋風起こす小池知事…長期政権の伏兵にあった安倍首相(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.07 15:33
「ポスト安倍」を狙う小池百合子東京都知事の「自民党離党」が、安倍晋三首相が独走してきた日本の政界を揺るがしている。
小池知事が1日に自民党に離党届を出して代表に就任した地域新党「都民ファーストの会」が、来月2日の東京都議会選挙を控えて勢いを見せている。朝日新聞が3、4日に実施した世論調査によると、都民ファーストの会の支持率は27%と、都議会第1党の自民党と同じだった。4月の調査当時、党の支持率で自民党(31%)と10ポイント以上の差があった都民ファーストの会(20%)が驚くほどのペースで追いついたのだ。調査対象全体の37%を占める自民党支持層の中でも28%が「都民ファーストの会に投票する」と答えた。後発走者が先頭を追い抜く「ゴールデンクロス」が近づいているのだ。小池知事は「支持勢力とともに都議会(全127議席)の過半数を占める」という抱負を明らかにした。