『銀河鉄道999』作家も惚れた…「ライバル」紙媒体との共存を図る韓国の漫画アプリ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.27 15:45
ピッコマの共存努力は言葉だけに終わらなかった。単行本のマーケティングをピッコマがバックアップしたりもする。最近販売中の漫画『君になれ』が代表的だ。ピッコマはこの漫画の単行本の広報をサポートために、漫画の中の1~3話を3冊の小冊子として作って無料で配布した。漫画の主なターゲットが女性の高校生・大学生という点を考慮し、小冊子(1~3話)とマスクパックをセットにした。
このようにしてつくった5万セットが配布1週間ぶりにすべてなくなった。費用はすべてピッコマが負担した。代わりにピッコマは、漫画の小冊子や陳列台、書店などに社ロゴを入れたり掲げたりした。紙の媒体の出版社とピッコマはともにマーケティング効果を得た。同じような実験は続いている。