「追徴金確定判決当時、全斗煥元大統領2200億ウォン保有」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.08.07 13:05
全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領(82)が97年4月、最高裁で2205億ウォンの追徴金確定判決を受けた当時、追徴金に相当する金額を持っていたという主張が出てきた。95-96年に全元大統領の金品授受部分を捜査したソウル地検12・12および5・18特別捜査本部の関係者からだ。
当時捜査に参加した検察関係者は6日、「全斗煥氏が在任中に受けたお金は把握されたものだけでも4000億ウォンを超える。“統治資金”として使ったという全氏側の主張を一部受け入れ、残っていた2205億ウォンだけを収賄罪で起訴し、この金額通りに追徴金が言い渡された」と明らかにした。また「民正党の運営費、大統領選挙資金などに使ったという部分はすでに控訴事実から除外し、起訴された2205億ウォンはそのまま全氏が持っていた」と主張した。これは「ほとんど統治資金として使い、97年当時には残っていなかった」という全元大統領側の主張に正面から反論するものだ。