トランプは北を圧迫、習近平との会談は不透明…サンドイッチの韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.28 08:16
文在寅(ムン・ジェイン)政府が標ぼうした「周辺4国(日・米・中・露)との堂々とした協力外交」が出発から試験台に載せられている。堂々とした協力外交は、国政企画諮問委員会が「平和と繁栄の韓半島(朝鮮半島)」のために強調した国政戦略の一つの軸だ。だが、米国とは北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)をめぐる評価から異見を見せるなど足並みがそろわず、高高度ミサイル防衛(THAAD)体系問題が絡む中国も同様だ。その上、文大統領からの対話提案を受けた金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長はただ「マイウェイ」を突き進んでいる。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の核心関係者は27日、記者と会っても「堂々とした協力外交の傍点は『協力』ではなく『堂々とした』につけられている」と述べた。しかし政府が『堂々とした外交』を繰り広げるには現実が容易ではない。