【コラム】自画自賛の韓国外交(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.31 09:57
先週、ニューヨークタイムズの国際版であるインターナショナル・ニューヨークタイムズのオピニオン面に目を引く漫評が掲載されていた。韓国地図が描かれた賭博場で、米国と中国の指導者がそれぞれ掛け金をかけている絵だ。中国は現金の束を、米国はミサイルを掛け金として出している(イラスト1参照)。軍事力を前面に出した米国と、経済力を前面に出した中国が韓国で行っている勢力争いを端的に表現した。
中国の習近平国家主席が韓国に立ち寄った昨年7月初めに中国のインターネットメディアに掲載された漫評は、露骨というよりも猥せつ的だ。米国のオバマ大統領と日本の安倍晋三首相と1枚の布団に入っている朴槿恵(パク・クネ)大統領に、そばのベッドの習主席がお金を見せて色目を使っている。習主席に向けて笑顔を浮かべる朴大統領の腕をつかむオバマと安倍の目は悲しみに満ちている。