IMF、韓国の来年の成長見通し4.3%から3.5%に
国際通貨基金(IMF)が韓国の来年の経済成長率見通しを3.5%に下方修正した。6月に出した見通しの4.3%から0.8ポイント引き下げた。国際的な金融不安の余波で世界全体の成長率見通しも当初から0.9ポイント低い3.0%に修正した。
IMFは8日(韓国時間)に発表した世界経済見通しを通じ、「世界経済が1930年代以降最大の危機に直面した。今年は成長鈍化が予想され、来年下半期になり緩やかな回復が始まる」との見方を示した。世界的な金融不安の震源地となった米国は来年の成長率が0.1%にとどまると予想した。欧州連合(EU、0.6%)と日本(0.5%)の成長率も1%を下回るとみている。