【社説】開城工業団地の枯死危機をただ眺めるのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.18 12:05
開城(ケソン)工業団地の操業が中断してから今日で40日目だ。このまま行けば1、2カ月間に設備の故障と老朽化で工業団地の物理的機能自体が停止するという懸念が強まっている。入居企業は焦りを感じている。それでも南北当局は残りの火種を生かそうと努力するよりも、お互い責任を転嫁しながら“ピンポンゲーム”をしている。こうした中、開城工業団地が枯死する事態が目の前の現実として迫っている。
南北交流・協力の最後の象徴である開城工業団地がこうした状況になった根本的な責任はもちろん北側にある。工業団地の運営と関係がない理由で通信線を断ち、出入り統制と従業員全員撤収措置を取ったのは北朝鮮だ。南北関係の改善に対する朴槿恵(パク・クネ)政権の意志を確認し、韓国政府を思うままに操ろうという政治的な意図で、開城工業団地カードにむやみに触れている。