LGに嫁いだサムスン家の次女も訴訟…財産紛争拡大か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.29 11:02
婿を経営に参加させるサムスン家の伝統から、具滋学会長は第一製糖の社員として出発し、李秉喆会長の下で経営授業を受けた。ホテル新羅の初代社長、エバーランドの前身である中央開発の代表取締役も務めたが、結局、サムスンでの生活を終えてLGに戻った。李秉喆会長は李淑姫氏が相続すればライバル企業に財産が渡るとして、財産を与えなかったと伝えられている。アワーホームはLGグループ系列の会社だったが、00年にLG流通(現GSリテイル)から系列分離し、団体給食やレストラン業をしている。現在はLGグループとは関係がない企業だ。アワーホームの関係者は李淑姫氏の訴訟について「個人的なことなので内容は分からない」と明らかにした。
これに対しサムスンは「87年に李秉喆先代会長が他界する前、財産分割と遺志を残し、その通りに執行された」という立場だ。サムスンの関係者は「李秉喆会長が李健煕会長に経営権を継承させながら譲った相続財産であるため、訴訟の対象にはならない」と主張した。