韓経:東芝買収に乗り出したSK、オリックスと提携へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.02 10:59
SKハイニックスが東芝のメモリー半導体事業部の買収に向けて日本金融会社のオリックスと提携した。半導体事業の海外売却に否定的な日本国内の世論などを勘案し、日本の財務的投資家(FI)と手を組んだものと業界は解釈している。
1日、投資銀行(IB)業界によると、SKハイニックスは米国系私募ファンド(PEF)運用会社ベインキャピタルに続きオリックスを友軍に引き込んだ。オリックスは買収資金支援だけでなく、日本の民官ファンド産業革新機構(INCJ)をはじめ、東芝メモリー売却優先交渉権を求めている米国ウェスタンデジタル(WD)と連合戦線を張るために橋渡し的な役割を担う計画だという。
オリックスは1964年にリース会社から出発し、IB・ベンチャーキャピタル・生命保険・不動産開発などの分野に系列会社を広げている日本の大手金融会社だ。昨年末基準で資産は9兆円に達する。韓国ではORIX Private Equity Korea Corporatioを通じてSTXエネルギー(現GS E&R)や現代ロジスティックス(現ロッテグローバルロジス)を買収した後、売却したと伝えられている。