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韓経:SKハイニックス、東芝に3000億円ベッティングした決定的な理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.08 11:19
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「コントローラー技術を確保しろ」。

SKハイニックスが東芝の半導体事業に3000億円をベッティングした理由の一つはコントローラー技術のためだ。進んだコントローラー技術を保有する東芝と提携すれば、NAND型フラッシュメモリーで作るソリッドステートドライブ(SSD)、内蔵型メモリー(eMMC)など急成長中の市場で競争力を大きく高めることができるからだ。SSD市場でシェア3%にすぎないSKハイニックスはコントローラー技術の開発に死活をかけ、ここ数年間に数千億ウォンを投資してきた。

 
◆コントローラーがNANDの競争力に影響

ユーチューブには「同じマックブックエアでも速度がすべて同じというわけではない」(Some MacBook Airs Have Slower SSDs Than Others)という動画がいくつか掲載されている。この映像は同じマックブックエア2台を置いて速度に差があることを見せている。原因はSSDのためだ。速い製品にはサムスン電子のSSDが、遅いマックブックには他の企業のSSDが搭載されている。

サムスン電子のSSDが速いのは「コントローラー技術」のためだ。SSDは単にNANDを組み立てるのではなく、コントローラーを搭載して作る。NANDが本を並べた書斎なら、コントローラーはデータをいつどこに入れて引き出すかを決める司書のような役割をする。またエラーを修正し、寿命を延ばす。

この技術でサムスンがライバル企業を圧倒した。サムスンは2000年代初めからコントローラー技術に投資し、現在1000人以上の人材がコントローラーだけを開発している。こうした努力は実を結んでいる。市場調査企業(会社)IHSマーケットによると、サムスンのSSD市場シェアは2014年の29%から2015年39%、2016年40%と増えている。

過去にNANDは単品中心に売れ、USB、メモリーカードなどに使用された。市場価格は需要よって大きく揺れた。しかしスマートフォンが普及した後、SSD、eMMCなどコントローラーを搭載した高付加価値ソリューション製品が市場を主導している。SSDは2015年基準でNANDの需要の40%を占める。特に市場規模は2015年の141億ドルから毎年6%ずつ成長し、2020年には188億ドルとなる見込みだ。スマートフォン、タブレットなどに内蔵されるeMMCなどまで合わせると、NAND需要の90%以上がこれらコントローラーが搭載されたソリューション製品だ。

SKハイニックスの関係者は「ソリューション製品は単品より付加価値が高く需要も安定的」とし「このようなソリューション製品の競争力はコントローラーが左右する」と説明した。

◆東芝とコントローラー協力

SKハイニックスは2011年までコントローラーを業界1位のイスラエルのアノビットから調達した。しかし2011年末に同社はアップルに4億ドルで買収された。アップルがiPhone、iPad、MacBookなどに入る保存装置の速度と寿命を高めるために買収した。米マイクロンも同年、ストレージジェネティクスを買収し、保存装置会社LSIは2012年に業界2位のサンドフォース社を3億7000万ドルで合併した。

焦りを感じたSKハイニックスは2012年に業界3位の米LAMDを2億4700万ドルで買収した。またフラッシュソリューションデザインセンターを設置し、2013年に台湾イノスターのeMMCコントローラー事業部を引き受けるなど大規模な投資をした。

昨年のSSD市場でSKハイニックスはシェア3%に終わった。東芝と協力し、進んだコントローラー技術を確保することが急がれる。SKハイニックスの関係者は「SSDはあきらめられない分野」とし「東芝への出資の目的の一つはコントローラー協力のためのもの」と述べた。SKハイニックスはシーゲイトとSSD関連の合弁会社を設立する案も論議している。

■コントローラー

NAND型フラッシュメモリーを活用した各種保存用装置に設置され、頭脳の役割をするシステム半導体。資料の処理順序などを定めるためNANDの安定性、速度向上などに重要な役割をする。

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