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「温暖化でデング熱が韓国に上陸する可能性」(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.09.16 09:13
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昨年から散発的に続いたC型肝炎集団感染、15年ぶりのコレラ発生、南揚州(ナムヤンジュ)と光州(クァンジュ)で発生した結核集団発病、地球の反対側から伝わるジカウイルスの恐怖まで感染病への憂慮が大きくなっている。あつものに懲りてなまずを吹くように、昨年MERS(中東呼吸器症候群)事態を体験したこともあり不安感はより大きくなっている。

感染病が悪名をはせるためには3種類の条件がみたされなければならない。(1)日常生活で簡単に感染し(2)致命的であり(3)予防・治療法がないということだ。昨年流行したMERSは3条件を全て備えて恐怖心を最大化させた。しかしコレラや結核、C型肝炎は違う。3条件のうち1つ以上が抜けている。MERSほどの恐怖を持つ必要はないという意味だ。

 
コレラは第1群法定伝染病に分類される。感染力が高く疾患があらわれた時に素早く措置しなければ脱水性ショックで48時間以内に死亡する可能性が大きい。だが韓国では憂慮する水準ではないというのが専門家の見解だ。高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科のキム・ウジュ教授は「インドやバングラデシュだったらコレラは非常に致命的でありうる」として「栄養欠乏症の人があまりにも多い上に医療のアクセシビリティが非常に制限的であるため」と説明した。だが韓国は衛生水準が高く予防接種率が高く、流行する可能性はきわめて珍しいということだ。キム教授は「たとえ症状があらわれても簡単な輸液療法で回復できる」と話した。

伝染力だけをみてみれば、はしかや結核、インフルエンザ、MERSのほうがはるかに危険だ。これらは呼吸器を通じて伝染するという共通点がある。特にはしかは患者1人が最大17人にウイルスをうつすほど感染力が高い。その次がコレラだ。上下水道が分かれていない状態で感染者の便や嘔吐物で汚染された水・食べ物を摂取することで感染する。コレラを「後進国病」と呼ぶ理由もここにある。C型肝炎はコレラよりも伝染力がさらに低い。血液だけを通じて感染するので日常生活で感染する確率はほとんどない。昨年から続いた集団感染は一部の病院・医院の注射器の再使用が原因だ。蚊がうつすマラリア・ジカウイルス・デング熱・日本脳炎は感染力が最も低い方だ。まずすべての蚊がこのウイルスを持っているわけではない。また感染しても軽症で済むか、さらには症状なしに抗体だけを作っておわることもある。

症状がどれほど致命的なのかを見た時もコレラはそれほど危険ではない。現在までに知られた感染病の中で致死率が最も高いのはエボラウイルスだ。類型によって80~95%が亡くなる。エボラを含む出血熱疾患はほとんど致死率が高いほうだ。韓国では殺人ダニで知られる「重症血小板症候群(SFTS)」がこれに該当する。死亡率が30%前後と言われている。日本脳炎は後遺症がさらに恐ろしい疾患だ。コガタアカイエカに刺されてウイルスが体内に入ってきても脳炎に進行する割合は1%に過ぎない。しかしひとまず症状が現れれば20~30%は死亡する。生存しても30~50%は言語障害・判断力障害のような神経学的な後遺症を抱えなければならない。C型肝炎もやはり重い疾患に分類される。直ちに致命的な症状が現れないけれども、肝硬変や肝臓がんに悪化する危険が非常に高いためだ。一方コレラやインフルエンザは致死率が低く後遺症がほとんどない。 (中央SUNDAY第496号)


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    イラスト=カン・イルグ
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