社会主義・中国が資本主義・韓国に尋ねた「なぜ営利病院はないのか」（２）
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.12 14:24
中国衛生部の陳竺部長は「非営利公立医院は広範囲な国民全体の医療需要を満足させ、差別化された高級医療サービスは営利病院が担当する」と強調してきた。
経営担当幹部の李俊氏は「営利病院は患者の病院選択幅を広め、公立病院のサービスを刺激し、税金を納め、病院を先進化し、投資家に利益を与えるという長所がある」とし「誰もが利益を得られるシステムではないか」と述べた。 多者間ウィン・ウィン（ｍｕｌｔｉｆｕｌ ｗｉｎ－ｗｉｎ）ということだ。
李俊氏は「患者から選択を受けて生存する適者生存の市場原理が中国医療界で稼働している。営利病院の最大課題は市場で生き残ること」と強調した。 また「持続的にコスト削減努力をし、診療費を割り引きするため、一部の診療分野は非営利病院よりもむしろ安い」と説明した。
この病院は模範労働者と貧困家庭１００人を毎年選定し、無料で白内障の手術をしている。 李俊氏は「私たちの目標は国際化された医療レベルを確保し、世界市場に進出することであり、こうした戦略について今も議論している」と伝えた。
社会主義・中国が資本主義・韓国に尋ねた 「なぜ営利病院はないのか」（１）