前環境長官の逮捕状請求棄却事由に「崔順実国政壟断」、なぜ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.26 16:33
金恩京(キム・ウンギョン)前環境部長官に対する逮捕状請求を棄却したソウル東部地裁のパク・ジョンギル令状担当部長判事(50)は26日午前2時、462文字で事由を明らかにした。事由には「崔順実(チェ・スンシル)一派」という表現があり、視線を引いた。一派とは学問や宗教、芸術・武術などの一つの流派を意味する。慶尚南道昌寧(チャンニョン)生まれのパク部長判事は馬山(マサン)中央高と漢陽(ハンヤン)大法大を卒業し、春川(チュンチョン)地裁、議政府(ウィジョンブ)地裁の部長判事を務めた。
パク判事は「崔順実一派の国政壟断当時、大統領に対する弾劾で公共機関に対する監察権が行使されなかったという事情がある」とし「(現政権が)公共機関運営を正常化するための人事需要把握の必要性、監察の結果(一部の役員に対する)不正事実が表れた点に照らして金前長官の嫌疑に争点があり、防御権の保障が必要だ」と明らかにした。