<エアアジア機不明>乗客3人の遺体収容…「海底に胴体推定物体」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.31 10:07
エアアジアQZ8501便の失踪地点付近で乗客とみられる犠牲者3人の遺体を収容したと、インドネシア海軍が発表した。当初、海外メディアがインドネシア海軍報道官を引用し、約40人の遺体が収容されたと報じたが、誤った報告に基づいていたことが明らかになった。インドネシア救難当局者はこの日、ジャカルタで開いた記者会見で、男性1人と女性2人の3人の遺体を収容し、海軍の艦艇に移したと明らかにした。
BBCによると、遺体はボルネオ島南部の都市パンカランブンから170キロ離れた海域で、非常脱出用スライド、機体出入り口の扉など旅客機の残骸とともに発見された。この海域は失踪機が地上管制所と最後に交信した地点から約10キロ離れたところだ。インドネシア空軍はこの日、乗客用旅行カバンなど収容した墜落機の残骸を公開した。遺体が発見された海域は水深25-30メートルで、2、3メートルの高波のため捜索は難航している。ヘリコプターに乗って現場へ行ったインドネシア救難当局の関係者は「遺体は救命胴衣を着ていなかった」と伝えた。