주요 기사 바로가기

【グローバルアイ】青瓦台はいつのまにか違う“宇宙”にある

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.14 15:49
0
特に知ろうとしなくても、ソウルの便りが聞こえてくる。先日、こういうことがあった。英国に長く暮らした韓国人の知人が怒るように話した。「秘書室長が大統領の行方を知らないなんてどういうことか」。何の話かと思った。7日に国会運営委員会に出席した金淇春(キム・ギチュン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長と議員のセウォル号関連の問答のためだった。

議員=大統領は何時に出勤したのか。

 
金室長=秘密だから正確には知らない。

議員=執務室で報告したのか。

金室長=よく分からない。

知人には実際に知らない可能性があると説明した。青瓦台のシステムのためだ。事実上、同じ建物で業務はもちろん睡眠まで解決しなければならず、さらに観覧客とも動きが交わる先進国の指導者の統治空間とは違い、韓国は自動車に乗って移動しなければならないほどの距離に分離されている。青瓦台付属室と近接警護員、そして警護室ほどだけが、大統領の正確な動きを知っていた。さらに寡黙な忠誠を要求する閉鎖的スタイルの現大統領のリーダーシップでは、大統領と一緒に仕事をしてきた時間や密度、距離で、他の秘書とは比較にならない付属室が最高権府にならざるをえない。秘書室長を含む他の秘書としては尋ねてこそ知ることができるが、あえて先に尋ねることもできなかったはずだ。知人は納得できなかったようだ。当然のことかもしれない。

10日にはセウォル号の聴聞会に関する情報が聞こえてきた。大統領が書面報告と有線報告だけ20回ほど受けただけで、事故発生から7時間、会議も主宰しなかったという内容だった。顔色が変わる知人の顔が頭に浮かんだ。

なぜそんなことになったのかは想像できた。今の大統領には、会議が会議だったことはそれほど多くない。意見を交換するという辞書的な意味通りのものだ。立場を公表する席にすぎなかった。青瓦台の文法通りなら、すでに「救助に最善を尽くしなさい」という指示のほかに追加することがないが、大統領が会議をする理由はなかった。発言権も、確実に知っている内容もない秘書が、先に会議しようというのも難しかっただろう。

説明は可能だった。しかし知人が理解するかどうかは分からなかった。誰でもそうだろう。

青瓦台の中では実際おかしなことが生じたりする。大統領一人のための組織だが、大統領に仕える期間が長くなるほど、いつのまにか大統領が気楽に思い、好むことが正しいという認知的な誤謬に陥るからだ。政権の序盤はまだましだ。塀の外側の人間としての記憶が残っているからだ。しかし大統領の自我が無限大に拡張され、秘書の自我は逆に無限小に縮まる。存在論的な抵抗感で持ちこたえたり、最初から反骨遺伝子を持って生まれた人でなければそうなる。その間、大統領と国民は全く違う“宇宙”に暮らすことになる。時期の差があるだけで、過去の大統領はそうだった。その結果、大統領も国民も不幸になった。

韓国を離れながら、今回だけは違うことを期待した。この数日間をみると、不幸にもそうではないようだ。「便りのないのは良い知らせ」という言葉を最近は実感する。

コ・ジョンエ・ロンドン特派員

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP