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【コラム】“大統領病”が問題だ=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.01 11:00
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「準備ができた女性大統領」は事実ではなかった。「国民幸福時代」を約束したが、国民が体感しているのは「国民不安時代」だ。セウォル号惨事や人事惨事を体験して国民は朴槿恵(パク・クネ)政権の危機対応能力のみすぼらしい実体を確認した。セウォル号惨事よりも大きな安保危機や経済危機がないことだけを望んでいるのは私だけだろうか。

周辺情勢も不安だ。金正恩(キム・ジョンウン)が打ち上げた弾道ミサイルの放物線の下で、北朝鮮と日本は密会中だ。安倍政権は過去の歴史の鎖を解き放して危険な刀の舞いを踊っている。慰安婦動員の強制性を認めた「河野談話」を無力化したのに続き、集団的自衛権を前面に出して露骨な軍事大国化の歩みを加速化している。遠くイラクから聞こえてくる宗派紛争の爆発音に驚いた米国は右往左往している。中東とウクライナの火薬の臭いがいつこちらに向かってくるかも知れないほど東シナ海は一触即発の緊張に包まれている。この局面で習近平・中国国家主席が夫妻そろって華やかに韓国にお出ましになるということ自体が、サミュエル・ベケットの不条理劇のようだ。

 
執権1年4カ月で朴大統領は国政運営の動力を失った。ステップが完全に絡まっている。セウォル号惨事の初動対応の失敗の一次的な責任を問うて海洋警察を解体したが、人事惨事については正反対の処方箋を出した。同じ原則を適用していたとすれば青瓦台(チョンワデ、大統領府)人事委員会を解体して、その責任者である金淇春(キム・ギチュン)秘書室長を更迭してこそ適切だ。だが人事首席室を新設することによって、むしろ金室長に力を与えた。だから海洋警察が「酔中真談」(酒に酔っている間の本音)にかこつけて集団反抗に出るのも無理な話ではない。

敵に向けるべき銃口を味方に回して丈夫な兵士が5人も亡くなっていくこの超現実主義的な状況を、軍隊文化のせいだけにできるだろうか。嘘が日常茶飯事の軍をどのように信じて子供を軍に預け、国民の生命を守る最後の砦として軍を信頼することができるのか。初戦撲殺で原点攻撃をマントラ(聖句)のように叫ぶ武将を、青瓦台国家安保室長に座らせて、果たして国の安全を図ることができるだろうか。国家安保は軍事力だけで担保されるのではない。外交が先で、武力は最後の手段だ。

それでも外交人たちは完全なのか。中身よりも外見を前面に出す「包装外交」が大統領の目を曇らせている。韓日関係が元に戻せない局面に向かっているにもかかわらず、安倍首相のせいだけにして手放し状態でいるのが今の外交チームだ。北朝鮮がいつ追加の核実験をして、長距離ミサイルを撃つのか分からないという病状の悪化した状況だが、中国だけを眺めて腕組みをしている。大胆で創意的なイニシアチブで局面を打開しようとする姿勢は見られない。外交部長次官が、演説文や寄稿文を集めて何かの政治功績にもなっているかのように本でも出している時なのか。もっとも大統領からして歴訪外交の華やかさに陶酔していれば、外交部長次官のせいだけにもできない。


【コラム】“大統領病”が問題だ=韓国(2)

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