GCF事務局の松島への誘致決定…「韓国のクーデター」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.22 10:53
GCFは20日、仁川(インチョン)の松島コンベンシアで開かれた第2回理事会で理事国24カ国の投票を通じ事務局誘致都市を仁川・松島国際都市に決めた。仁川はドイツのボンと終盤まで激しく競合した。ボンはGCF臨時事務局だけでなく国連気候変動枠組み条約(UNFCC)事務局がある都市という点で、「ダビデが巨人に勝った」(申斉潤企画財政部1次官)という評価が出ている。さらに松島誘致が決定された瞬間、「クーデターが起きた」とある欧州代表がキム・サンヨプ青瓦台(チョンワデ、大統領府)緑色成長企画官に耳打ちしたほどだ。
韓国が昨年12月に国連気候変動枠組み条約締約国会議で誘致戦に出ると明らかにした時は「可能性があるのか」という言葉が聞かれた。当時は政府高位関係者さえ「欧州勢が強く韓国の誘致の可能性はせいぜい30%」と話すほど政府も大きな期待をかけていなかった。