大宇造船、タンカー3隻をギリシャから2億5000ドルで受注
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.05 10:58
流動性危機に直面している大宇造船海洋が「恵みの雨」とも言える超大型タンカー(VLCC)3隻の受注に成功した。大宇造船はギリシャ最大の海運会社アンジェリクシスグループの子会社マラン・タンカースから31万8000トン規模のVLCC3隻を受注したと4日、公表した。
契約規模はおよそ2億5000万ドル(約276億円)だ。受注した船舶は全長336メートル・全幅60メートルで、国際海事機関(IMO)の環境規制基準をクリアする次世代型エコ船舶だ。価格は同級の市価である1隻当たり8000万ドル(3月末クラークソンリサーチ基準)水準に合わせた。大宇造船はVLCC3隻を来年までに順次引き渡していく予定だ。この契約で、ことしの大宇造船の受注はLNG船2隻、VLCC5隻など7隻となり、受注額は7億7000万ドルを記録した。