欧州司法裁判所「サムスンSDIへのカルテル制裁金は正当」最終判決
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.10 07:48
欧州司法裁判所は、欧州連合(EU)欧州委員会がサムスンSDIとその子会社に対してカルテルの疑惑で科した1億5084万ユーロ(約182億円6600万円)の制裁金は正当だという最終判決を下した。
9日(現地時間)、ロイター通信によれば2012年12月、欧州委はサムスンSDIとLGエレクトロニクス、フィリップスとパナソニックなどが1996~2006年にコンピュータモニターとカラーテレビに搭載される必須部品であるブラウン管(CRT)に関連してカルテルがあった疑惑で、14億7000万ユーロの制裁金を科した。サムスンSDIとSDIのマレーシア、ドイツの子会社に対する制裁金は1億5084万ユーロだった。欧州委は市場シェアと生産量の制限、情報交換などの行為でカルテルがあったと明らかにした。