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【コラム】グローバル化の受恵者から裏切り者になった英国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.30 13:07
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英国の富豪たちの順位もグローバル化の結果をそのまま反映している。4月にサンデータイムスが発表した英国の長者番付の10位以内で英国生まれはウェストミンスター公爵1人しかいない。残りはインド・スイス・ロシア・オランダ・スウェーデンなど外国出身のお金持ちが占めた。革新的な包装材で有名なテトラパック、オランダを象徴するビールであるハイネケンなどの創業者の子孫がみなロンドンに住みながら英国の長者番付に名前を上げている。外国で稼いだ金は課税せず税金も比較的低く維持してきた英国の外国人富裕層誘致政策のおかげだ。その上、外国出身者が60%を占めるロンドンのメトロポリタンの雰囲気もグローバル富豪や企業家を引き込む力だ。ロンドンの空気は出身国を問わず誰にでも自由を与える。

ロンドンはこうして集まってきたお金持ちをお金持ちらしく暮らせるようにする最高のインフラとサービスを提供してきた。最高の邸宅、宝石店、ミシュランレストラン、ブティックなどが並んでいる。安全を守る警備会社、財産を増やす投資会社、法的な問題を処理する法律会社、名声を管理する広報会社まで世界的な水準だ。GDPの78%を占めるサービス産業の威力だ。ロンドンは富裕層にとって魅力的だ。富裕層を引き込めば都市も裕福になる。だが英国のEU脱退によってロンドンの全てのものが過去のものになる可能性が大きくなっている。

 
英国は「私たちの運命は私たちの手で決めるべきだ」という一部の政治家の甘いスローガンに惑わされた。その結果ややもすると没落の道を自ら選択した「歴史的な反面教師」になる境遇となった。彼らが見逃していたのは「英国の繁栄は英国人だけの手によってつくられたものではない」という事実だ。閉鎖と孤立につながる「自国優先主義」は自国にとっても、自国民にとっても役立たない。大統領を今年選ぶ米国、来年に選択しなければならない韓国が胸に刻んでおく英国の教訓だ。

チェ・インテク論説委員


【コラム】グローバル化の受恵者から裏切り者になった英国(1)

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