「見守った」朴槿恵似のヒラリーvs「やってみた」李明博似のブッシュ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.27 15:47
米国大統領選挙まで15カ月余りを前に、与野党の代表ランナーであるヒラリー・クリントン元国務長官とジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事のメッセージが韓国の元・現職大統領と似ている形だ。「大統領職をすぐそばで見守った」というクリントン元長官は、大統領の長女だった朴槿恵(パク・クネ)大統領と似ており、「私がやってみて分かった」というブッシュ元知事は李明博(イ・ミョンバク)元大統領の「MB話法」に似ている。クリントン元長官とブッシュ元知事がそれぞれ「経験」と「実績」を強調して広がった現象だ。
クリントン元長官は先月13日、ニューヨークで行った初めての大衆演説で「この場がどれほど大変なのかを私は知っている」として「すぐそばで(up close and personal)見守った」と明らかにした。ホワイトハウスのファーストレディとして8年間、夫ビル・クリントン元大統領の国政運営を内助したことを浮き彫りにした。クリントン元長官は静かな「ファーストレディ」ではなかった。LAタイムズ記者出身のジェームズ・マンが書いた本『オバマの人々』によれば、クリントン元長官は、夫を説得してマデレーン・オルブライトを国務長官にした立て役者だった。朴大統領は1974年、母親の陸英修(ユク・ヨンス)氏が亡くなった後、5年間ファーストレディの役割を果たした。