村上春樹氏、7年ぶりに新作長編…『1Q84』記録を超えるだろうか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.09 10:20
日本漫画に出てくるような現象が韓国でも起きるだろうか。村上春樹氏(68)の新しい長編『騎士団長殺し』のブームのことだ。2冊以上分量の長編小説としては『1Q84』以来7年ぶりの作品であるため、韓国版権料(先印税)、初版の発行部数に対する関心が高まっている。
村上氏の新作を検討している出版社3社の編集者に「中間読書感想文」を聞いてみた。今月末行われる版権契約の競争入札に飛び込むために、綿密に新作を検討した「韓国初の読者」だ。そもそも芸術作品の感想は期待値と満足感が反比例する。期待が大きいほど失望も大きくなる可能性がある。それでも尋ねた。どのような内容なのか。前のヒット作、たとえば『1Q84』のように面白いだろうか。