車道減らせば交通量減少…「ブラエスのパラドクス」、韓国初の実験(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.12 15:13
永中路で商いをしている屋台は71店舗。狭い歩行空間を歩いていくと、バス停留場にぶつかる。バスに乗り降りする人々によって停留場付近の有効歩行幅は「0」に近い。成人は肩をぶつけながら通過はできるが、ベビーカーを押して進むのは一苦労だ。停留場脇を通り過ぎるとき、シさんは結局車道に降りてベビーカーを押さなければならなかった。
永中路の歩行サービス水準は肩をぶつけながらやっと歩くことができる「D等級」だ。永登浦区は車道を一つ減らせば歩行空間の幅が5~7メートルに増えると見込んでいる。そうなれば歩行水準はB等級(歩行者間平均距離2メートル)に上がる。