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【旅行】九州オルレと韓日観光方程式

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.16 10:17
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先週末、日本九州に行ってきた。今年で7年目を迎えた九州オルレ新コースのオープニングイベントに参加するためだった。オープニングイベントが開催されるたびに出席してきたので、結局21コース全て歩くことになった。コース全長は243.1キロメートルに達する。

九州オルレは韓国の済州オルレを手本にしたトレッキングコースだ。「オルレ」という名前はもちろん、カンセ(済州島の馬をモチーフ にしたオブジェ)・リボンのような済州オルレの象徴を借用している。もちろんロイヤリティを払っている。

 
九州オルレを主管する九州観光推進機構が(社)済州オルレに業務提携費として年間100万円(約1000万ウォン)を支払っている。九州観光推進機構によると、昨年までに九州オルレを歩いた人々は40万人を越える。このうち少なくとも6割が韓国人だ。昨年一年間、九州を訪問した韓国人の数が220万人であることを考えてみるとみすぼらしい数に見えるかもしれないが、九州オルレは日本で観光コンテンツの成功事例に挙げられている。東日本大地震の余波を攻勢的に克服した試みだったからだ。

2011年の東日本大震災直後。九州を訪れる韓国人の足がぱったりと途絶えた。韓国人が外国人訪問者の40%を占める九州としては致命打だった。悩みの末に九州は済州オルレの輸入を決心した。韓日交流という意義を頼みの綱にすることができ、途方もない予算を要するような事業でもなかった。何よりも地方自治体と住民が提携して道をつけるやり方が正しかった。

武雄・唐津・九重・嬉野など九州の各小都市が九州オルレからの利益を享受することができた。九州オルレがオープンする前は韓国人はそれほど多くなかったが、今では道のあちこちにハングルの案内板が目につくようになった。今回オープンした「さいき・大入島コース」と「筑豊・香春コース」も都市からやや離れた小さな町をたどるコースになっている。振り返ってみると、九州オルレは小さく弱いところから大きな事を企てた。

先月、韓国の観光当局を緊張させるような統計が発表された。観光収支赤字14.7兆ウォン(約1兆4600億円)。観光産業を会計帳簿のように黒字と赤字に分けることには反対だが(アウトバウンド市場の約40%は旅行会社・航空会社のような国内企業売上げだ)、史上最悪の観光収支赤字の裏面には痛切な統計が隠れている。2017年に日本を訪問した韓国人は714万人だった反面、韓国を訪問した日本人は231万人だった。3倍以上の違いが生じた。この開きすぎる格差の前で、日本の嫌韓気流だけを恨むのは無責任だ。韓国もそれに引けをとらないくらい日本を嫌っている。それでも旅行は日本に行く。

今年10月にも本州東北部宮城県にもオルレ道2コースがオープンする。九州オルレの成功に刺激された宮城県が九州と同様に済州オルレを導入しようとしているのだ。宮城県は原発事故が起きた福島県と隣接している地域だ。原発事故直後、宮城県の韓国人訪問者は3分の1に減り、今も事故前の半数を越えることができないでいる。

宮城オルレのオープンが韓国人の帰還にすぐにむすびつかないかもしれない。それでも評価はするべきだ。今回も日本は韓国にとって見慣れたことから始め、一方的な開発を止揚した。オルレを歩くように一歩一歩、ゆっくりと歩を進めることを選択した。今知っておくべきことは、日本人が韓国に来るようにする方法よりも韓国人が日本に向かう理由だ。

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