「日本の独島領有権主張に根拠なし」…内藤正中島根大名誉教授
「日本政府が独島(ドクト、日本名・竹島)について‘固有の領有権’を主張することには全く根拠がない」。
日本の歴史学者、内藤正中島根大名誉教授が最近、日本外務省の「独島領有権主張」に正面から反論する著書『日本外務省の「竹島」批判』を出した。 日本語版と同時にハングル版・英文版も出版された。 内藤教授は「日本外務省は歴史的な根拠を全く提示できず、独島を日本固有の領土だと矛盾した主張ばかりしている」とし「日本人の名誉回復のために本を出すことになった」と明らかにした。
内藤教授はこの本で「日本が独島の存在を知ったのは江戸時代の1695年で、江戸(現在の東京)幕府と鳥取藩の交流の時だった」とし「それ以前の17世紀前半に独島領有権を確保したという外務省の主張は矛盾している」と指摘した。 また「1695年12月、江戸幕府と鳥取藩の間で独島についての議論があったが、江戸政府は独島は日本領土でないという結論を出した」と明らかにした。