中国で「福庫」神話、韓国の技術が通用した(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.15 11:17
中国進出製造企業が厳しい状況を迎えているという声が多い。しかし技術力で成功する事例はほかにも多い。西安に進出したKMWは、移動通信基地局に入るアンテナと無線周波数フィルターを生産する企業。2002年に進出して以来10年間、赤字が続いた。しかし2012年に状況が変わり始めた。売上高は前年比100%以上増えた2億元、純益は2500万元に達した。2013年にも売上高と純益がそれぞれ30%ずつ増え、累積赤字も消える見込みだ。いったい何があったのか。
「中国でもいつかはLTE市場が形成されると確信していた。本社と協力し、中国に適した移動通信核心装備技術を開発しておいた。価格はローカル(現地)ライバル企業より高いが、華為・ZTE・ルセントなど通信企業はKMWを求める。比較できない性能の技術を持っているためだ」。同社のチョン・カプヨン副総経理は「中国という“虎”の背中に乗った感じ」と語った。