【コラム】韓国の相続税率は世界最高…専門経営体制に対する誤解と真実(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.15 11:57
20世紀初め以降米国の創業者が株式を売り経営の第一線から簡単に退くことができた重要な理由は企業の連続性が保障されたためだ。当時新たに入ってきた株主はほとんどが個人投資家だった。彼らは企業統制に関心がなく、株式を余裕資金を運用できる新たな投資対象とだけ考えた。1920年代から機関投資家が登場すると米国政府は彼らの企業経営関与を抑制する原則を立てた。「機関投資家が投資多角化以上を考えるのは盗もうとするもの」と証券取引委員会(SEC)高位幹部が議会で証言するほどだった。
◇専門経営崇拝論は誇張された神話